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タッチアップ 筆塗り
タッチペイント
色々呼び名はございます
素人さんが失敗しない塗装方法です
失敗したとしても修正がわりと楽
大事なのは損傷範囲を広げない事です
深い傷は湿気が多いと
その日の内にサビ出します
塗るならすぐに塗りましょう
キズのタッチアップもやり方によって
雲泥の差が出ますので
丁寧にやって下さい
第一は、ハミ出さない事です
キズがあるとします(結構深い)
傷が深く鉄板まで達していると
この様に金属色が出てきます
こういう傷はサビますので急いで処置
よく見るのが、太い筆で塗って、
傷よりも塗料がかなりハミ出している状態
防錆には効果ありますし
色が付きますので目立たなくはなっています
かかしなかなかキズ(溝)は埋まりません
断面図
こういう状態ですので
もう少し綺麗に塗ってみたければ・・・
細いキズの場合は出来るだけ細いもので塗りましょう
この場合は(つまようじ) ※細い筆が良いです
先をペンチでつぶして、やわらかくしています
繊維状(筆)みたいになる
一度に厚塗りせず、乾かして塗る→乾かして塗る
で重ねて塗って下さい
なるべくキズの溝からはみ出ない様に塗れば
綺麗に仕上がります
断面図
場合によっては周りを
マスキングしても良いと思いますが
そうするとテープをはがした時に
段差ができてしまう事があります
段差を取る作業はリスクが伴います
※ここからハミ出した部分や盛り上がった部分を
更に平らに削ってみがくという作業もあるのですが
失敗しないためにはこの辺りでやめておいた方が
無難な方法だと思います
みがき過ぎて失敗するケースはよくお見かけします
缶スプレーはお勧めしません
プロでも中々綺麗に塗る事はできません
・色がまず合わない
・塗装範囲が広くなる
・マスキングが必要
・足付けが必要
・周りに塗料が散る
・失敗時の修正が大変など・・・
あと部分的に(ぼかし)塗装するのは
非常に難しいです
更に酷くなる場合が多いです
小さい部品で、なおかつ外して
部品全体を塗る場合は比較的簡単
良くあるケースが研けば綺麗に取れるのに
上から色を塗ってしまうケースがあります
上の画像の状態から
シンナーで塗料を拭き取ります
缶スプレーは使わずに
みがきとタッチアップペイントで仕上げると
こんな感じに仕上がります
・相手の色が付いているだけなのか
・傷が浅いのか深いのか
(爪がかからない浅い傷は
まず研いて見る事です)
・キズに水を掛けてみて、
見えなくなった場合は研けば落ちます
色を塗らなくても
クリヤー(透明のニスの様なもの)を塗れば
消えるケースもあります
やり方があっていれば仕上がりは良い
タッチアップの良い所は
塗装範囲が最小限で済むという事です
せっかくの修理方法なのに
足付けして範囲を広げてしまっては台無しです
よくお見かけするケース
自分でやってみたものの
何か返って目立つ感じに
なってしまったような・・・
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